If エンドD
エンドDに辿り着いていたら、多分先生こうなってましたというKPへのラブレター(?)です。
眼前の光景に、わたしはああと声をあげる。いやあげることができたと思いたい。そしてそれは、歓喜の声だ。
「ああ、ああ、ついに、ついにわたしはここへ来た!」
涙があふれる。ここに至れたこと、そしてこの先を思い、声をあげる。
「十三さん、ありがとう。あなたがここへ、わたしを導いてくれた。あなたは、わたしの恩人だ」
そうこぼして、ふっと息をつき、ついで顔は笑みを作る。きっとそれは、さぞかし歪んだ笑みだろう。
「は、はは、アハハハハハハハ!」
笑い声を高らかにあげ、狂乱に混ざっていく。
さあ、その先へ行こう。