滝登先生のお見合い

新CoC「異説・狂人日記」の感想ふせったーリンクと、後日談と、違うエンドならこうなってました描写。なお大正時代のお見合いの作法とかは調べてないです!

If エンドD
エンドDに辿り着いていたら、多分先生こうなってましたというKPへのラブレター(?)です。

 眼前の光景に、わたしはああと声をあげる。いやあげることができたと思いたい。そしてそれは、歓喜の声だ。
「ああ、ああ、ついに、ついにわたしはここへ来た!」
 涙があふれる。ここに至れたこと、そしてこの先を思い、声をあげる。
「十三さん、ありがとう。あなたがここへ、わたしを導いてくれた。あなたは、わたしの恩人だ」
 そうこぼして、ふっと息をつき、ついで顔は笑みを作る。きっとそれは、さぞかし歪んだ笑みだろう。
「は、はは、アハハハハハハハ!」
 笑い声を高らかにあげ、狂乱に混ざっていく。
 さあ、その先へ行こう。

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